サスティナブルっていったい何?!
サスティナブルっていったい何?!
さて、サスティナブルという言葉が、”持続的な社会”を指す言葉であることを前回お伝えしました。それでは、今回は具体的に考えていきたいと思います。
海外の映像でプラスチックでできたストローが鼻に刺さったままのウミガメの映像を見たのも記憶に新しいかと思います。その辺りからストロー等のプラスチック問題をメディアやSNS等でも見る方が増えたのではないでしょうか。
2020年7月にはレジ袋の有料化が始まり、プラスチックゴミのことを意識する方も増えてきたかと思います。
プラスチック問題はたくさんある中で、なぜレジ袋が特に問題視されるようになったかわかりますか?
・身近なものだから
・使っている量が多いから
・捨てやすいから
全部正解です。
毎日の生活の中で必ず接するレジ袋。
接する人が多いものに規制をかければ、その分効果も上がるし、意識も高まります。
今までどこか他人ごとに感じていた環境問題も自分の毎日の生活の中にあるものが関わっていると気づくことによって、他への関心も広がることは環境問題への意識改革への第一歩です。自分も毎日の生活の中で環境へ負荷をかけてしまっているのです。
そして、プラスチックでできたビニル袋はこんなに恐ろしい側面があります。
海を漂うプラスチック
プラスチックが大量に海に放置され流され、そのまま海底に沈みどんどん溜まっているということはご存知でしょうか?
後述する動画ではプラスチックに汚染されている海の模様をありありと映しだしてくれています。とてもショッキングな映像ですが、私たちが住んでいる地球上で起こっていることです。目を逸らさずに知らなくてはいけないことです。かくいう私は気分が悪くなり、しばらくこの映像が頭を離れませんでした。。。
餌と間違って食べてしまったプラスチックが胃の中で消化されず、溜まりに溜まって、その他の栄養を摂ることができなくなり、死んでいく海鳥たち。
小さくなったプラスチックの破片を食べ、内臓の中にプラスチックが溜まったままの貝や魚たち。そして、それを食べる大きな魚、果ては人間。
プラスチックが引き起こす中毒症状等はまだわかっていないそうです。
そして、プラスチックは永遠になくなることがない為、海に漂い、そして底に沈み、同じ形のまま残り続けます。
中でも、レジ袋と言われる、プラスチック製のビニル袋に関しては、薄いため、海を漂う際に太陽の紫外線に焼かれどんどん粉砕されて、マイクロプラスチックとなりやすいのです。
マイクロプラスチックや、プラスチックの環境への影響についてわかりやすい動画を集めました。ぜひ見てみてください。
▶プラスチックオーシャン
海に住む生物たちがどのようにプラスチックに苦しんでいるのかが分かるドキュメントです。胸がえぐられる内容ですが、是非見てください。
▶プラスチックの海(国連広報センター)
ダイジェストが見られます。
▶マイクロプラスチック回収の”秘策”海藻カーテン(ANNニュース)
マイクロプラスチックの動きや、回収のための秘策が見られます。
「なにもしなければマイクロプラスチックが海からなくなることはないのです」
▶レジ袋チャレンジ
面白おかしく、環境問題を考えられるすてきな動画。
「大阪の海には300万枚のレジ袋が眠っている??!」
▶環境省が作ったプラスチックゴミに対する啓蒙サイト
おしゃれでライトにみられます。
▶プラスチック製買物袋有料化実施ガイドライン
https://www.meti.go.jp/policy/recycle/plasticbag/document/guideline.pdf